リード|結論先出し
地震や台風で停電したとき、自作ソーラー+バッテリーがあると実際どうなるのか。
結論から言うと、「全部は無理だけど、要所はちゃんと生きる」。
うちは実際に停電を経験して、動いたもの・ダメだったものがハッキリ分かった。今回はその実体験を、できないことも含めて正直に書く。
停電でも動いたもの
うちの場合、停電してもこれは普通に使えた:
- Wi-Fi(ネットが生きてる=情報収集できる。地味だけど超重要)
- 廊下の照明
- 2.5階の照明
- 外のライト
これらは自作ソーラー+バッテリーの「別回路」で給電してるから、停電の影響をほぼ受けずに動いた。
特にWi-Fiが生きてるのは大きい。停電時は「今どうなってるのか」の情報が命綱になる。スマホの電波が弱くても、家のWi-Fiが動いてればニュースも家族との連絡も取れる。
リビング・2階は夜がカギ|出力の上限は500W
一方、リビングと2階は、バッテリーからパワコン経由で給電してる回路。ここには制限がある。ただしこれは主に「夜」の話。
というのも、うちは自作ソーラーとは別に、屋根に市販の2.7kWソーラーが乗ってる。停電しても昼間はこの市販ソーラーが発電してくれるから、日中の電気はわりと余裕がある。きついのは、発電が止まる夜なんだ。
このパワコンの出力の上限は500W。これを超えると苦しくなる(ファンが唸ったり、落ちたり)。ただ、上限ギリギリで使い続けると、今度はバッテリーの容量が先に尽きる。だから大事なのは「上限」より、使う量をどれだけ抑えるか。
幸い、夏は日の出が早くて夜が短い。だから300W前後に抑えておけば、朝まで持つ。朝になれば市販ソーラーが発電を再開するので、夜さえ凌げばいい。
エアコンやドライヤーみたいな大電力家電は当然ムリ。照明・スマホ充電・テレビくらいに絞れば、夜を越せる。
停電で分かった「全部は無理」
自作ソーラー+バッテリーがあっても、家中の電気を平常通り使えるわけじゃない。ここは正直に言っておきたい。
- 別回路(Wi-Fi・一部照明)は安定して生きる
- パワコン系は出力の上限がある(うちは500W)
- 容量も無限じゃない(夏なら300W前後で朝まで=それ以上使うと持たない)
だから現実的なゴールは「家中フル稼働」じゃなく、最低限のライフライン(通信・明かり・冷蔵庫)を確保すること。全部つけようとすると、逆に落ちて何も使えなくなる。
「自作ソーラーがあれば停電も余裕」と思われがちだけど、実際は使い方を選ぶ前提で考えた方がいい。
うちの弱点と、これから備える人へ
正直に書くと、うちは給電できるのが2回路だけで、それ以外の防災用の電源は持ってない。だから停電時はこの2回路でやりくりするしかない。
もし今から停電対策を始めるなら、いきなり大規模な自作をするより、ポータブル電源を1台から始めるのが手軽だと思う。コンセントに挿すだけで使えるし、配線工事もいらない。
何より、ポータブル電源で一度停電をしのいでみると、「自分の家で本当に何が必要か」が分かる。冷蔵庫なのか、スマホ充電なのか、照明なのか。そこが分かってから自作に広げるかを考えればいい。うちみたいに先に大きく作るより、回り道が少ない。
※ポータブル電源は各社から出てるので、容量(Wh)と最大出力(W)を見て選ぶといい。下に参考リンクを置いておく。
まとめ
停電を実際に経験して分かったことを整理すると:
- 自作ソーラー+バッテリーは停電に強い。でも「全部は無理」
- 別回路(Wi-Fi・照明)は安定、パワコン系は出力上限あり(うちは500W)
- 昼は屋根の市販2.7kWソーラーで余裕、きついのは夜
- 夏は300W前後に抑えれば朝まで持つ(夜が短いから)。使う量を選ぶのが前提
- これから備えるなら、まずポータブル電源1台から
「停電でも普段通り」とはいかないけど、Wi-Fiと明かりが確保できるだけで、停電のストレスは段違いに減る。そこは自作してよかったと心から思う部分。


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